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HASAKAKE


はさがけ
天日の力

10月に入るころ、稲架(はさ)に収穫した稲を干す”はさがけ”を山北で行っていた。天日に干すことによってアミノ酸と糖が蓄えられ、さらに稲を逆さにすることで藁の油や栄養、そして甘みが米粒へと降りていき、栄養満点の美味しいお米になるのだとか。

今は、ほとんどのお米が籾の状態で収穫されてそのまま乾燥機にかけられるけれど、日本古来のこの天日干し、重労働ながら可能ならば残したい。そして食べてみたい。なんといっても身体中が喜びそうだ。

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